観測成果

2019年

銀河系の端が見えてきた
銀河系の端が見えてきた 2019年6月20日

東北大学、国立天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC) が撮像したデータを用いて、私たちの住む銀河系の最遠端、すなわち銀河系を形作る星ぼしの世界の境界をはじめて見極めることができました。その境界までの距離は半径約 52 万光年もあり、銀河系中心から太陽系までの距離 (約2万6千光年) の 20 倍にもなることがわかりました。

詳細はこちら
遠方にある超新星の大量発見で宇宙膨張の謎に迫る
遠方にある超新星の大量発見で宇宙膨張の謎に迫る 2019年5月29日

東京大学などの研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam (HSC) を用いた半年間の観測により、私たちから約 80 億光年以上もの遠方にある超新星 58 個を始め、約 1800 個もの超新星を発見しました。研究チームは今後、今回得られたデータを使ってより正確な宇宙加速膨張の値を導き出し、ダークエネルギーが時間とともにどのように変化しているかを調べていく予定です。

詳細はこちら
新手法で「解剖」した成長中の銀河の姿
新手法で「解剖」した成長中の銀河の姿 2019年5月20日

東北大学および国立天文台の研究者からなる研究チームは、すばる望遠鏡の補償光学装置と特殊なフィルターを駆使した新しい観測手法によって、遠方の星形成銀河が成長する様子を直接捉えることに成功しました。110 億年前の宇宙にある銀河の内部を高解像度で観測し、銀河にある星形成領域が星の分布よりも外側まで広がっていることを明らかにしました。

詳細はこちら
すばる望遠鏡が写し出す、惑星が隠れた若い惑星系の姿
すばる望遠鏡が写し出す、惑星が隠れた若い惑星系の姿 2019年5月13日

すばる望遠鏡に搭載された新しい観測装置である極限補償光学装置 SCExAO と面分光装置 CHARIS の組み合わせにより、若かりし頃の太陽系に似ていると考えられる惑星系を持つ恒星 LkCa 15 の原始惑星系円盤を、これまでで最も鮮明に写し出すことに成功しました。

詳細はこちら
星の重元素が語る天の川銀河の合体史
星の重元素が語る天の川銀河の合体史 2019年4月29日

国立天文台、中国国家天文台などの研究チームは、すばる望遠鏡の観測により、天の川銀河 (銀河系) の誕生と成長の過程で合体してきた小さな銀河の痕跡といえる恒星の発見に成功しました。この恒星は重元素を多量に含む年老いたもので、これほど特徴的な元素組成を持つ恒星が天の川銀河で見つかったのは初めてです。

詳細はこちら
太陽風によって温められる木星大気
太陽風によって温められる木星大気 2019年4月9日

NASA ジェット推進研究所、東北大学、国立天文台、情報通信研究機構などの研究チームは、太陽風によって木星の極域で生じるオーロラが、従来考えられていたよりも深い部分まで木星大気を加熱していることを、すばる望遠鏡の中間赤外線カメラ COMICS による観測から明らかにしました。さらに、太陽風が木星にぶつかると、木星大気の様子が速やかに変化することもわかりました。

詳細はこちら
ダークマターは原始ブラックホールではなかった!?
ダークマターは原始ブラックホールではなかった!? 2019年4月1日

東京大学などの国際研究チームは、すばる望遠鏡に搭載された超広視野主焦点カメラ Hyper Suprime-Cam で得たアンドロメダ銀河のデータを詳しく解析し、月質量より軽い原始ブラックホールによる重力レンズ効果を探索しました。その結果、約 260 万光年の距離にあるアンドロメダ銀河と我々の天の川銀河の間に存在するダークマターが原始ブラックホールではない可能性が高いことを観測的に初めて明らかにしました。

詳細はこちら
超遠方宇宙に大量の巨大ブラックホールを発見
超遠方宇宙に大量の巨大ブラックホールを発見 2019年3月13日

愛媛大学の研究者を中心とする国際研究チームが、地球から約 130 億光年離れた超遠方宇宙において、83 個もの大量の巨大ブラックホールを発見しました。巨大ブラックホールが超遠方宇宙にも普遍的に存在することを初めて明らかにした重要な成果で、宇宙初期に起こった「宇宙再電離」の原因に対しても新たな知見を与えるものです。

詳細はこちら






























画像等のご利用について

ドキュメント内遷移