観測成果

2017年

"影絵"で見えた 115 億年前の宇宙の原始超銀河団ガス
2017年3月28日

大阪産業大学などの研究チームは、すばる望遠鏡の主焦点カメラによる観測から、115 億年前の宇宙における中性水素ガスの空間分布を、かつてない広さで描き出すことに成功しました。その結果、中性水素ガスが1億6千万光年以上のスケールにわたって原始超銀河団を覆い包むように広がっていることが明らかになりました。

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中間赤外線で見た土星リングの姿 〜明るく輝く「カッシーニのすき間」〜
中間赤外線で見た土星リングの姿 〜明るく輝く「カッシーニのすき間」〜 2017年2月23日

国立天文台とカリフォルニア大学の研究チームは、すばる望遠鏡が撮影した土星の赤外線画像を使って、リングの明るさや温度を細かく測定することに成功しました。その結果、可視光では常に暗い「カッシーニのすき間」や「C リング」が中間赤外線で明るく見えていたこと、そして見え方には季節変化があることがわかりました。土星リングの性質を知る上で重要な知見です。

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遠方の星形成銀河でさぐる宇宙の泡構造
遠方の星形成銀河でさぐる宇宙の泡構造 2017年1月30日

広島大学の研究者を中心とする研究チームは、すばる望遠鏡の超広視野主焦点カメラ HSC を使った観測により、遠方宇宙で重い星形成銀河の割合が増加して行く姿を捉えました。星形成銀河が宇宙の物質分布をなぞる様子が変化したことを、宇宙の物質分布と銀河の分布を直接比べて明かした初めての例であり、他の独立な研究で明かされている銀河進化の様子ともよく一致しています。

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新星爆発は煤だらけ?
新星爆発は煤だらけ? 2017年1月15日

新星 (詳しくは「古典新星」) は、突如、星が輝きだすように見える現象ですが、その正体は「白色矮星と普通の恒星の連星系で起きる大爆発」です。今回、京都産業大学神山天文台などの研究チームは、2012年に「へびつかい座」に発見された V2676 Oph という新星において、爆発で飛び散ったガス中に大量の煤 (すす) が発生していたことを、すばる望遠鏡の観測から世界で初めて明らかにしました。

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