すばる専門委員会出席者各位

 

1月10日開催の第21回専門委員会の議事録案です。

ご一読の上、加筆修正ご意見を1月末までにお願い致します。

 

家 正則

 

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第21回大型光学赤外線望遠鏡専門委員会議事録(案) 

 

日時 : 平成9年1月10日 13:30ー16:35

場所 : 国立天文台会議室

出席者: 家 正則(委員長)、大谷 浩(副委員長)、舞原俊憲、谷口義明、

    中川貴雄、佐藤修二、海部宣男、唐牛 宏、安藤裕康、小笠原隆亮、

    川辺良平(以上各委員)

     小平桂一(台長)、観山正見(企画調整主幹)、関口和寛(書記)、

    西村徹郎、林 正彦、野口 猛(すばる室)

欠席者: 土佐 誠委員

 

1)前回議事録

 第20回議事録(案)(資料21−1)を原案どうりとすることを了承した。

 

2)建設進捗報告

2−1)唐牛委員より口頭にて、ハワイ観測所の設置、合計24名の派遣、建設

 予算、推進経費、スパコン経費等、平成9年度予算案の骨子について説明があ

 り、引き続き望遠鏡構造物の現地組立開始、スパコン立ち上げ予定、などにつ

 いて概要の説明があった。

2−2)野口氏より、年度末完成を目指して進められているドーム内部工事の進

 捗状況、および山麓の研究棟の工事状況について(資料21−2)に基づき説

 明があった。

2−3)安藤委員より、主鏡表面研削が終了し平成9年8月の研磨完了に向けて

 作業が進められる予定であること、およびドーム下部への蒸着装置の設置が進

 められていることについて(資料21―3)に基づき説明があった。

2−4)海部委員よりハワイ観測所設置に伴う新推進体制案について(資料21

 ―4)に基づき説明があった。

*関連して、RCUH職員の人事決定について質問があり、天文台側に人事権が

 あることとその具体プロセスについて説明がなされた。また、すばるの運営に

 関するハワイ大学の参与の権利について質問があり、覚え書きに交わされた精

 神についての説明がなされた。

 

3)観測装置小委員会今季活動報告

  舞原委員長より、平成8年12月2−3日に開かれた中間レビューの報告、

 および大型光学赤外線望遠鏡観測装置小委員会の今期の活動報告案について

 (資料21―5)に基づき説明がなされ、観測装置小委員会は観測装置の選定

 と実施計画の審査を終えたので解散したい旨報告があった。

*関連して、佐藤委員より装置製作基本方針等の決定権はすばる室ではなく、本

 来当専門委員会にあるべきではないかとの問題提起があった。これについて、

 小平台長より専門委員会は台長の諮問委員会であり、討議・提案はするが決定

 権は国立天文台にあり、具体的事項は台長からすばる室に委譲してあるという

 見解が明かにされた。 大谷委員より開発実験センターの運営方針の決定につ

 いても外からは見えにくいとの指摘があった。

 

4)第二回ファーストライトシンポジウム開催報告

  1月8日午後から10日午前まで開催された第2回ファーストライトシンポ

 ジウムについて、シンポジウム世話人の関口氏より、総計124名の参加を得

 て活発な議論がなされたとの報告があった。

 

5)日英協力の状況報告

  日英協力について、口頭での状況報告が海部委員よりあった。12月の協議

 を経て現在新覚え書きを作成中であること、日本学術振興会の日英協力事業と

 して、観測的宇宙論(代表者:家)とサブミリ波関係(代表者:海部)の2本

 立てで走っていること、97年5月に英国で全体協議のN+N会議を開催する

 こと、すばる観測装置に直接関係する計画としては日英協力でファイバー分光

 器を第2期観測装置として製作する可能性を検討することになったこと、など

 が報告された。

 

6)ファーストライトの目的と方針

  海部委員よりファーストライトの目的と方針について(資料21ー6)に基

 づき説明があり意見が求められた。

*関連して、小笠原委員よりPI型装置のデータの管理について問題提起があっ

 た。海部委員より、試験観測期のテーマのユーザーからの提案について、各装

 置グループに参加して行うのを主とするが、個別の提案についても試験観測の

 主旨を徹底したうえでの、準公募の道を次期専門委員会で検討することが提案

 され、概ねの賛同が得られた。

 

7)観測装置製作、試験観測、および引き渡しに関する合意書

  舞原委員より「観測装置製作、試験観測、および引き渡しに関する合意書」

 案(資料21ー5#2)が示され、議論された。

  海部委員が提示した(資料21−6)にも合意書の考え方に関する提案があ

 り、本委員会での議論を踏まえて舞原委員に改訂案を作ってもらい、すばる室

 で再度検討することで合意した。合意書案は早期締結を期し次期専門委員会に

 申し送ることを了承した。

 

8)次期専門委員会への申し送り事項

  次期専門委員会委員候補の推薦状況について報告があり、次期専門委員会へ

 の申し送り事項について意見交換がなされた。その結果、

 ・試験観測計画と次期観測装置計画について実質審議する新小委員会の設置。

 ・平成9年第4四半期の第3回ファーストライト・シンポジウムの開催。

 ・試験観測期・共同利用期の観測計画の決定機構の確立。

 ・観測データの占有権の合意。

 などを申し送ることが了承された。

  舞原委員より次期の小委員長の選出について意見表明があり、意見交換がな

 された。

 

9)その他

  すばる望遠鏡の運用に関して、装置ごとのプロジェクトを越えた思い切った

 キープロジェクトの設置について問題提起があり、意見交換がなされた。

 

  今期専門委員会の最後にあたり、委員長から委員各位への謝辞が述べられ、

 台外委員から感想がのべられた。

  台長から専門委員会の活動への謝辞が述べられ、本専門委員会最終の委員会

 の閉会が告げられた。