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国立天文台年俸制職員 (ハワイ観測所 特任准教授) 公募

2017年11月6日

国立天文台年俸制職員 (ハワイ観測所 特任准教授) 公募


1. 募集人員:特任准教授1名
2. (1) 所属部門:国立天文台ハワイ観測所
(2) 勤務地:アメリカ合衆国ハワイ州ヒロ
3. 専門分野:天文学及び関連分野
4. 職務内容:国立天文台ハワイ観測所では、すばる望遠鏡による共同利用観測を推進すると同時に、次期大型計画である TMT プロジェクトを支援してきています。すばる望遠鏡を今後とも世界最先端の望遠鏡として安定かつ安全に運用し続けると共に、TMT 時代へ向けた観測所の様々な変革をマネージメントの中核としてリードできる特任准教授を求めます。なお、上記に加えて、すばる望遠鏡などを用いた研究活動を進める事も期待されています。職務および必要な能力の詳細については、下記を参照して下さい。
5. (1) 着任時期:採用決定後できるだけ早い時期
(2) 雇用期間:5年
6. 応募資格:大学院博士課程修了、またはそれと同等以上の方
7.

提出書類:(1) 履歴書、(2) 論文リスト、(3) 研究業績 (これまでの天文学研究の業績の他に、望遠鏡や観測装置に関する研究・開発・運用 の実績を具体的に記入して下さい)、(4) 研究計画書 (個人で行う研究の計画に加え、 マネージメントの中核として観測所運用をリードしていくにあたっての抱負・方針を具体的に記入して下さい)、(5) E-mail アドレス、(6) 評価書2通 (ただし、評価書は評価者ご本人から直接提出先 E-mail アドレスへ提出するよう依頼し、応募書類には評価者の氏名、連絡先を記載すること)

8. 応募締め切り:日本時間 2017年12月8日 (金) 17時 (JST) 必着
9. (1) 提出先:応募書類、評価書とも apply-hawaii-sassoc20171208_AT_nao. ac.jp へメール添付で送付 ("_AT_"を@で置き換えてください。)
(2) 問い合わせ先:国立天文台ハワイ観測所長 吉田道利
Subaru Telescope, 650 North A'ohoku Place, Hilo, HI 96720, U.S.A.
e-mail: yoshida_AT_naoj.org ("_AT_"を@に置き換えてください。)
10. 応募上の注意
  • すべての応募書類 (上記 7. の (1)〜(5) 及び (6) ) はそれぞれ PDF ファイルに変換し、メールに添付すること。
  • PDF は解像度に注意し、あまり容量が大きくなりすぎないようにすること (メール1通につき 10 MB 程度まで)。
  • 応募書類が受理されると祝休日を除いた3営業日以内に確認のメールを送るので、それが届かない場合には、apply-hawaii-sassoc20171208_AT_nao.ac.jp ("_AT_"を@で置き換えてください。) へお問い合わせください。
11. その他:
  • 給与待遇は年俸制となります (年額の 12 分の1を月額支給)。
  • 選考は国立天文台運営会議で行います。
  • 国立天文台は男女雇用機会均等法を遵守し、男女共同参画社会の実現に向けた取り組みを進めており、業績の評価において同等と認められた場合には、女性を積極的に採用します。詳しくは http://open-info.nao.ac.jp/danjokyodo/ をご覧ください。




ハワイ観測所特任准教授 (ハワイ勤務) の職務と必要な能力・経験

今回公募するハワイ観測所特任准教授 (ハワイ勤務) の主たる職務は、マネージメントの中核として、観測所運用をリードすると共に、建設から 10 年以上が経つすばる望遠鏡を、今後とも世界最先端の望遠鏡として運用し続けるため、現地ハワイにおいて以下のような活動を進める事です。

  • マネージメントの中核として、ハワイ観測所のスムーズな運用をリードする。
  • すばる望遠鏡を今後とも世界最先端の望遠鏡として安定かつ安全に運用し続けるため、技術系スタッフとの密接な連携のもと、限られた予算の中で実行可能な保守、機能更新プランを作成し、その実現に向けて努力する。
  • TMT プロジェクトのような国際大型計画に参入できる若手人材の育成、教育をすばる望遠鏡や観測所の運用を通じて行う。
  • すばる望遠鏡などを用いた研究活動を進めると共に、観測所のサイエンティフィックアクティビティー向上の一端を担う。

なお、上に述べた職務に加えて、観測所の日常運用のサポートをすることも期待されます。


必要な能力・経験

望遠鏡や観測所の立ち上げ・運用に少なくとも数年携わった実績を有するととともに、望遠鏡や観測装置の開発、保守などにおいても、高い実績を有する研究者であることが求められます。観測衛星や地上の大型実験装置に携わった経験のある方も歓迎します。また、観測所において、日本から赴任した技術職員に限らず、現地雇用の技術職員とも円滑なコミュニケーションをとることができ、多文化環境下においてリーダーシップを発揮できる能力を有することも求められます。



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